仮想通貨取引所を選ぶ上で、検討すべき重要な項目の一つとして、取引の際に発生する「手数料」と仮想通貨の流通量を示す「取引高」で比較した上で、手数料が少なく、取引高の多い取引所をご紹介します。
■仮想通貨取引所の手数料
仮想通貨取引を行う際には、様々な種類の手数料が発生します。
例として、仮想通貨取引所の口座に入金する際には、入金手数料。
取引を行う際には、取引手数料が必要になります。
■仮想通貨取引所の手数料の種類
①入出金手数料
法定通貨(日本円など)の入出金手数料
仮想通貨の入出金手数料
②現物取引手数料
- メイカー(Maker)手数料:指値注文で売買が行われた際に発生する手数料
- テイカー(Taker)手数料:成行注文など、即座に売買が成立する取引が行われた際に発生する手数料
③レバレッジ取引・仮想通貨FX取引手数料
以下の4種の手数料が発生します。
- スプレッド手数料
- レバレッジ手数料
- 建玉手数料
- ロスカット手数料
④口座管理手数料
- 口座開設手数料
- 口座維持管理手数料
多くの手数料の支払いポイントがあるため、手数料があまりに高額の場合は、せっかく仮想通貨取引で利益を得ても利益が圧迫されてしまいます。
■初めてでも安心して利用できる取引所
◻️Coincheck
(ビットコインの取引手数料が無料)
仮想通貨取引所・販売所のcoincheck(コインチェック)Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所で、国内の仮想通貨取引所の中で最も多くの仮想通貨を取り扱っています。
◻️GMOコイン
(指値注文の手数料がお得)
東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMOコインの売買手数料は取引の際に本来かかるべき手数料が報奨金として付与される仕組みを採用しており、指値注文を出すトレーダーにとって有利な条件で、メイカー取引にマイナス手数料を採用しています。
- 取引手数料(取引所) メイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
◻️Liquid by Quoine
(ビットコインの取引手数料が無料)
QUOINE株式会社が運営する仮想通貨取引所である、Liquidは年間120億ドル以上の取引を行う世界でも有数の取引所です。
liquid by quoineの特徴は、主要仮想通貨である、ビットコインの取引手数料が無料という点と取引高が大量である点です。
◻️bitbank
ビットバンク株式会社が運営する仮想通貨取引所で、取引所形式の現物取引に特化しています。
取り扱い通貨は6種類で、合計の取引量は国内で最大クラスです。
bitbankもGMOコインと同じくメイカー取引にマイナス手数料を採用しています。
- 取引手数料 メイカー:-0.02% テイカー:0.12%
◻️bitFlyer
(ビットコイン取引量国内No.1を誇る取引所)
株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所bitFlyerは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルからの出資を受け、高いセキュリティ水準を誇ります。
現物・差金決済・先物取引を含むbitFlyerのビットコイン取引高は2019年度に国内No.1に君臨する巨大取引所です。
取引手数料は無料でもマイナスでも無いのですが、セキュリティ面で多くのユーザーからの信頼を集め、多数のユーザーが取引しているので、特にビットコインに関して注文が約定しやすい傾向があります。
手数料と取引高の面から初めての仮想通貨投資にピッタリの取引所を選んでみました。
皆様のお役に立てれば幸いです。